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ワーホリ出発の日のおはなし エア・カナダ編 

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今日は雨が降ったりやんだりのどんよりしたお天気でした。


日本は台風が2つも来ているみたいですね。

わたしの実家の八百屋はシャッターが強風で壊れたそうです。


なにが飛んでくるかわかりませんので、みなさん十分にお気をつけください。


ささ、ではさくっと書いてしまって、そろそろワーホリ出発のお話は終わりたいと思います。笑

長くなってしまってすみません。

では最後、エア・カナダ編です!


写真を送ってもらうということで、海外保険の英文証明書の件は一旦解決しました。


でもまだまだ不安だらけです。

あの夫婦にきれいな写メが撮れるんだろうか。


機内に入ると、大阪から東京にくる時とは違い、カナディアンらしき人がたくさんいました。

わたしの右隣はカナディアンのおばさん、

そして左隣はカナディアンのおじさんでした。


シートに腰掛けて、なんか、なんだろうなんか変だなーと思ったんです。


妙に左側があたたかい。

いや、あたたかいし、圧迫されている。



そう、この左隣のおじさん、すんごい太っちょでした。


わたしの陣地にぐいぐい割り込んでいます。お肉が。

このままカナダまで我慢です。


そしてそのあたたかさにも慣れ、むしろ心地よさを感じてきた時、

急に右隣からにゅっと腕が横切りました。


そしておもむろにわたしの目の前のコンセントに、

何も言わずプラグをさしこみだしました。



おお、これが、外国人。

どうやら、そのおばさんの目の前のコンセントは使えなかったらしく、わたしのところにさしたようなのですが、

わたしのところも使えず、おじさんのところも使えず、

通路を挟んで隣の席も使えず、

その隣の席も使えず、

使えず、

使えず、

最終的に4つ隣のおじさんのところで携帯を充電していました。


これ日本人だったら、コンセントさしまくっている時点でむっとする人がでそうなものですが、さすが親切な人が多いカナディアン。

みんなこぞってコンセントに差し込んであげていました。


いやていうか、エア・カナダのコンセントはどうなっているんだ。笑


隣のおばさんも落ち着いたところで、


飛行機といえば、無料の映画ですよね!


実はこの日、3月14日は日本で「アナと雪の女王」が公開された日だったんです。

予告からすごい気になっていたのに、出発日と重なってしまって見れなかった映画。


でも、海外って日本よりも公開早いじゃないですか。

だから、もしかして機内で見れやしないかと期待していたんです。


はい、ありましたねわたしの読み通り。





英語版がね。

うん、もちろん字幕もありません。


そうだ、これからカナダに1人で行くんだからこのくらい頑張れよ、と見たんですが、


ほとんどキャラクターの表情から推察するという結果に。


想像力をふるに使ってやりました。



まあなんとなく自分なりのストーリーで楽しんだあと、一眠りしようとしたら、


隣からしゃくしゃくじゅるじゅる聞こえるんです。

またあのおばさんですね。


今度はかばんから取り出したりんごを、



丸かじり。
(トロントに来てからよく見る光景ですが、この時は「なんてダイナミック...!」と思いました)


すごいですねカナディアン。

服でこすってかじっちゃうんですね。


ああなんか目がさえてきたし携帯でも充電しておくかと思ったら、

ケーブルはあるのに、アダプタが見当たらない。


多分スーツケースにしまったんでしょうね。


あきらめようかと思ったその時、

今度は左隣からにゅっとたくましい腕がのびてきて、


おじさんがアダプタを貸してくれました。


やさしい!

カナディアンすごいやさしい!

(そういえばなぜかわたしのiPhoneは普通に充電できました)


その後、エア・カナダはとても快適でぐっすり眠れました。





だったらよかったんですけど、

やっぱり心配になるわけですよ英文証明書。


ぐるぐる考えだして、どつぼにはまって、もう眠気とかない。

ただ「どうしよう」がぐるぐるぐるぐるしてました。


ぐるぐるしてたらいつの間にか配られていました、


税関の記入書。



ああこれね、地球の歩き方に書き方がのってたなーと思ってかばんの中を探せども探せども、

見当たりませんね。


なんでわたしトロントの部分だけひきちぎってしまったんだろう。

辞書も持ってませんし、適当に書いて間違えてたらどうしようですよ。
(あほだし心配性なんです)


前の席にいるのが日本人だってことはわかってたんですが、

なんかあまりいけすかないタイプの人だったもので。
(「俺ぇ、まじちょうたのしみなんすよお♪やっべ!まじやっべ!w」みたいな、わたしの苦手とするタイプだったんです)


とりあえずなんか不安でわからないところは空欄で置いておいて、あとで日本人スタッフさんに聞こうと思ったんです。

そしたら、りんごのおばさんが

「空白のままじゃないの」
「ここに名前書くのよ」
「ここはNO!」
「ここもNO!」
「ここは...(わたしの顔をみて)NO!」

みたいな感じで手伝ってくれて、あれよという間に記入が終わりました。


おばさん!!最初がつがつした大阪のおばちゃんみたいとか思ってごめんね!


と心の中で謝った直後、わたしのボールペンをひょいっと借りていきました。

ああ、自分が使いたかったからわたしのを手伝ってくれたわけですね。笑


おばさんとおじさんのおかげで、ぐるぐるする時間が少しだけ減った気がします。


そしてようやくカナダ、トロントへ到着。


母から送られてきた写メを確認。


すごい。



どうやったらこんなに見にくい写真が撮れるんだろう。


まあ予想通りですよね。

送ってもらえただけ感謝です。


そしてついにビザの申請。

わたしの前の日本人、どうやらビザがおりないみたいで、スーツケースをあけて荷物をひっくり返す勢いでなにかを探しています。



しかも、税関の人の顔がめっちゃこわい。


おおお、だいじょうぶ、だいじょうぶだ。

多分この人だけ...


と思ってらその後に申請しに行った日本人親子も厳しい面持ちでつめよられているじゃありませんか。



完全におわった。


ついにわたしの番。


体格のいいお姉さんでした。

ガムをくっちゃくっちゃかんでいます。


アメリカンドラマの人みたいですね。ガムクチャ。


そして、もはやどんだけわたしの顔が引きつっているのかわからない。


何で来たの?「ワーキングホリデー」

どこに滞在するの?「トロント」

英語は話せるの?という質問には、

待ってましたといわんばかりに

「Just a little!」(少しだけ!)と。
(来る前に読んだ本で覚えたんです。笑)

お姉さんはくすっと笑って、ワーホリビザの許可証を受け取ると、



そのまま同僚とおしゃべり。


え、お姉さん、わたしのビザは...?

このあと一体なにを聞かれるのか、英文証明書のかわりにこの写メは通用するのか。


緊張でいっぱいだったわたしの前に差し出されたのは




ワーホリビザ





あれ。

ふつうにもらえた。笑


かくして無事ワーホリビザをゲットし、カナダへ入国を果たしたのであります。




今回、わたしはエージェントさんに「いる」と言われた証明書は不要でした。

しかし、税関の人によって、質問内容なども変わってきます。

わたしのように無駄な心配をしないためにも、保険の英文証明書や、銀行の残高証明書があるといいかもしれません。

これにて無事にワーホリ出発のお話はおわりです。

もしなにか質問等ありましたら、コメント欄、もしくはツイート、直接メールでもくれればお答えします。
答えられればですけど。笑






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